マリナーズ開幕戦で84マイル(135キロ)の始球式、健在のレーザービーム

2022年4月、シアトル・マリナーズの本拠地開幕戦で、イチローさんが始球式のマウンドに登場しました。

背番号51のユニフォーム姿でフルメンバーの観衆に迎えられ、投じた一球はなんと約84マイル(135キロ)を計測。捕手を務めた若手スター、フリオ・ロドリゲス選手のミットに一直線に収まり、場内は大歓声に包まれました。

引退後も鍛錬を怠らないイチローさんの健在ぶりが窺え、「さすがイチロー、今でもレーザービームだ」と地元メディアも驚きをもって報じました。

始球式後、イチローさんは照れくさそうに帽子を取って観客に挨拶。この姿はテレビ中継を通じて日本のファンや野球少年たちにも届けられ、「努力を続ければ年齢を重ねても衰えない」という大きな感動と励ましを与えました。

憧れのヒーローが第一線の舞台で見せた凛とした投球フォームは、子どもたちに夢を追い続ける勇気を与える一球となりました。