2011年12月23日、第16回イチロー杯争奪学童軟式野球大会 閉会式より

皆さん、こんにちは!

イチローです。

みんなの活躍、277チームの中の3チーム。

これは、すごい事です。本当におめでとうございます。

このことは、みんな誇りを持って胸を張って生きていって欲しいと思います。

みんなにひとつ聞きたいんですけども、将来プロ野球選手になりたいという人、手を挙げてください。

…隣を見ながら挙げないでくれる?(笑)

意志をはっきりと示すことは、すごく大事な事なので、そう思った人は素早く手を挙げてください。

プロ野球選手に将来なりたいという人!

…なりたくないの?君は?(笑)そんな感じでもないんだ?

実は、この秋のドラフト会議でイチロー杯で活躍をした田島慎二選手が中日ドラゴンズのドラフト指名を受けたという大変、僕にとっても嬉しい報告がありました。

このことは、みんなにとってもとても夢のある結果ではないかと僕は思います。

田島選手もみんなと同じようにこの大会で頑張って、そして中学、高校と大学と頑張ってきた。

僕もみんなと同じように少年野球をやっていた。

その距離は、みんなにとっては遠く感じるかもしれないんだけれども、実は出発点は同じであるということを、みんなにも知っておいて欲しいなと思います。

野球というのは、いろんな事を教えてくれます。

チームプレーとは、みんながいなくてはプレーは出来ないということ。

でも打席やマウンドや守備についたときに、自分は1人なんだという厳しい現実。

いろんな事を教えてくれます。

今大好きな野球を一生懸命打ち込んでいること。

みんなが中学、高校、社会人になったときに、好きなことに熱中することが、いかに素晴らしいことなのか、ということを知る時期がくると思います。

できれば、僕は野球をずっと続けて欲しいと思いますが、もし将来途中で野球をやめなくてはいけなくなったとき、そんな時でも、きっと今こうやって結果を残したみんなは、このときの経験が将来、とっても役に立ったり、力になったりすると思います。

なので今、好きなことに力を、エネルギーを注いで欲しいなと思います。

そこでいろんな事を学んでいって欲しいなと思います。

みんなの将来が力強い未来であることを願って僕の挨拶とさせていただきます。

本当におめでとうございます!

ありがとうございました。